| 著者の言葉 |
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![]() 2007年3月28日 初版第1刷発行 発行所 株式会社早稲田出版 定価 1575円(税込) |
日本は島国で、自然的にも大変に恵まれたところがあり、人的資源も豊富に生まれ育ったところがあるのですが・・・。 例えば、聖徳太子等による大改革(大化の改新より、推古朝の改革のほうが重要な改革ですね)、信長に始まる改革、そして明治維新というように、自らの手で自らを改革してゆくという強いところがあるのです。 わたくしも『改革にほん』の始めのほうで、「過去を教訓にして現実を直視し、未来を見据えて・・・」改革をするしかないなどと、偉そうに言っていますように、改革しなければならない必要性が現実に迫っていると思うのです。 特に、精神的にも国土的にも焦土と化した敗戦、アメリカ様様の戦後というのは、最も日本らしくない日本なのではないでしょうか。その根本原因は何なのか。これからどうすればよいのか。問題が山積みされているというだけでは済まされないでしょう。 心を痛めているのはわたくしだけではないと思うのですが、それではどうすればよいのかということになると、多くの人々は黙するしかないかもしれません。それは、未来は創造しなければならないものであるからなのです。 いまさら欧米の真似をしているだけでは、済まなくなっており、自らの力で自らに合った日本国を作り上げていかねばならないからなのです。 そこで、大きなことを小さなわたしが物申しているのが『改革にほん』なのですね。いろいろと過去のことを調べて、現実の問題点、そして未来への布石を具体的に書き表したのが『改革にほん』なのです。 日本に興味の無い人や、自分だけよければよいと思っている人はともかく、日本の未来や子供たちのこと、ひいては地球のことをわずかでも心にかけている人にとって、わずかでも参考になればと懸命に(何度も書き直しております)書き上げました。興味の湧いた人は一度目に通していただけますなら幸いです。 |
| 改革にほん 内容の一部 | |
| 目 次 一 改革の必要性 二 憲法改正 自衛権の保持 行政権の強化 三 政治改革 政治家とは 政党 選挙 選挙制度 四 行政改革 貿易と為替相場 国債発行と経済成長 行政改革 五 地方自治 六 土地改革 土地 農業 住宅 七 教育改革 教育と能力 教育制度 テレビ 道徳と宗教 八 労働改革 九 福祉改革 おわりに 参考本 |
問題となるのは、一般の人々がどうしてコツコツと預金に励むのかということなのだ。一般の人々とはいっても、多くの人々は住宅ローンに追われているのが現状かもしれないが、六百兆の預金高は現実であり、その理由を考えてみる必要があるだろう。(冗談ではなく、日本の経済を素早く活性化する唯一の方法は、少子問題も絡めて毎年二十万円ほどを支給することではないか・・・・・) まず第一の理由として、土地の値段が高すぎるということ(建築費も諸外国に比べて高いと言われている=これは日本の家屋が、主に木材を用いていることと関係があるのだろうか)。したがって住居費が高くなり、それだけ預金をしなければならないということ(資産家の預金率は高い)。第二の理由として、学歴社会に代表されるように、教育に対する過信があり(あるいは過干渉ではないのか)子供の教育費のために預金を必要としているのではないかということ(当然、高学歴者の貯蓄も多い)、第三の理由として、高齢化社会に対する不安があり、高齢者の預金率が高くなっているのではないかということなのだ(大企業公務員の年金は高い)。 . この三つの理由は、単に預金率の高さという問題のとどまらず、日本の未来にもつながる大変に重要なことでもあるはず。ただ、ここで取り上げるにしてはあまりにも、問題が大きすぎるため、後に土地改革、教育改革、福祉改革としてまとめて書くつもりだ。 「宵越しの金は持たねえ」と粋がっていた江戸っ子は、よほど腕に自信があったのだろうが、サラリーマンということでは、江戸っ子の真似をすることはできないとしても、政府の政策によって、多くの人々を愉快な安逸な生活に導くことは、ある程度は可能なことではないだろうか。 |

