プロ野球について (一ファンとして)   長月/ September 2004

近鉄とオリッククスの合併問題についてプロ野球界がゆれているようですね。
問題はプロ野球を広告としか見ていないような日本のプロ野球経営に問題があるのは明らかでしょう。
赤字が何十億とか、累積赤字が何百億などと聞くと、近鉄沿線に住む私達としても他人事ではないのですよ。

プロ球団という以上、自立は当たり前のことである
はずなのですが、自立できないことが当然のこととしてプロ野球が運営されてきたことに問題があります。プロ野球を自立させて経営してゆく方法を考え、スポンサーとしての広告は経営とは切り離すのは当然のことではないでしょうか。

しかし、ファンというのは、当たり前の話だけれど、自分の応援しているチームの野球を見ますね。
私の例をあげても、私は子供のころは大の巨人ファンで、ラジオにしがみついて楽しみ、働き始めてからは甲子園や難波球場、西宮球場に(日本シリーズ観戦のため)足を運んだものです。
今はプロ野球ファンではありますが、巨人ファンではありませんから、時々テレビで楽しむくらいなのですが・・・。

問題は、ファンが固まってしまっているということですね。しかもセリーグだけにファンが集まるという、おかしな状態のまま運営され続けているため、金持ち球団が、もの凄い金をだして選手を集め、面白そうな(?)試合をしているということなのですね。つまり、はっきり言えば、巨人がプロ野球だということなのですよ。

一リーグ制とか、変なドラフト制度、すべて巨人におんぶに抱っこという日本プロ野球の現状を追認するだけのことでしょう。多くの識者から言われているように、プロ野球機構は明らかに変革の時期にきているはずですね。

そこで、どうすればよいのか、私もずいぶん昔から考えていました。
まず、賞金制度にしてはどうかということですね。プロ野球機構を新しく設立して、選手の成績、球団の成績に応じて賞金を支払うようにするということなのです。球団が選手に支払う給料とは違います。
二番目は、その資金を捻出するためには、テレビ放映権をプロ野球機構が一括して持つということですね。

私は常々、相撲でも野球でもサッカーでも、実質的には無料である中継に対して、(悪質な視聴者である私などは、コマーシャルの時間になるとチャンネルを変えてしまうのですから・・・・)疑問を感じておりました。
どこの球団のファンであろうが、野球ファンであろうが、視聴費はすべてプロ野球機構にはいるということですね。

将来的には、デジタルテレビがどのようになるのかはよくわからないのですが、DVDなどを見ていると、始めに番組表が出て、好きな番組を選べるようになっていますね。好きな試合をいつどこででも、しかもコマーシャルのないままにスピーディに(時間が長いのは問題です)、始めから終わりまで見れるとしたなら、どれほど野球ファンが増えるでしょう。

それから、地域との密着性を強くして、全国どこの地域にもプロ野球球団はあるとしたほうが良いのではないでしょうか。四国や、東北にも球団があったほうが良いでしょう。賞金制になれば、経営は容易になるはずですね。

良かれ悪しかれ会社に依存して、プロかアマかわからないようなプロ野球では、野球そのものが陳腐化してしまう可能性がありますよ。